中野区は、保育園・幼稚園・小学校・中学校が15年間を通じて子どもの学びをつなぐ「保幼小中連携教育」を推進している。就学や進学に伴う不安を和らげ、すべての子どもが安心して成長できる環境づくりを目指すもので、平成25年度から区立小・中学校全校で取り組んでいる。

令和8年度は、保育園から中学校までのつながり強化、子ども同士の交流や教員同士の学び合いの充実、15年間を見通した「学びの連続性」を重視したカリキュラムづくりを重点に掲げる。区が目指す子ども像は「自ら挑戦し、仲間と共に未来を創ろうとする子ども」で、挑戦力・創造力・共創/社会参画力の「未来を創る3つの力」を育む方針だ。

具体的な取組として、保幼小連絡協議会の実施、アプローチカリキュラム・スタートカリキュラムの充実、小学生が中学校生活を体験するオープンキャンパス(年3回)、中学校教員による小学校での乗り入れ指導などを展開。中学校区ごとに保幼小中の教職員が共同研究する「連携教育協議会」も年2回開催し、地域の子どもの実態に応じた教育内容のつながりを検討している。区は連携教育の取組を紹介する「中野区連携教育通信」も発行し、各園・学校に情報共有を図っている。