中野区は2月16日、麻しん(はしか)・風しんに関する情報を更新し、海外での流行を受けて注意を呼びかけた。麻しん・風しんの流行を防ぐには95%以上の接種率が必要とされるが、中野区の2024年度接種率は第1期が92.8%、第2期が90.2%にとどまっている。

麻しんウイルスは感染力が強く、免疫のない人が感染するとほぼ100%発症する。風しんは妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに障害が生じるおそれがある。いずれも特効薬がなく重症化することがあるため、予防接種が重要だ。

区は予防のポイントとして、過去の予防接種歴を母子健康手帳で確認し2回接種していない場合は任意接種を検討すること、既往歴や接種歴が不明な場合は抗体検査を検討することを挙げている。麻しん・風しんが疑われる症状がある場合は、事前に医療機関へ電話連絡してから受診し、公共交通機関の利用を控えるよう求めている。