中野区の酒井直人区長は2月9日、区議会定例会で施政方針説明を行い、中野駅新北口駅前エリア再整備について「中野駅周辺まちづくりのラストピース」と位置づけ、100年先を見据えた整備を進める決意を表明した。
区長は、資材価格高騰など厳しい社会情勢の中でも「中野駅新北口駅前エリアは情勢を耐え抜く拠点施設整備が可能」と強調。昨年12月のサウンディング型市場調査で高いポテンシャルを確認したとし、「中野らしさ」を踏まえた計画の深度化と充実を図る方針を示した。
中野サンプラザについては、日常的に区民が親しむ場であったこと、ハレの日の舞台として区民の誇りであったこと、「アイドルの聖地」として若者文化を発信してきたことなど、育んできた価値を「次の形」として発展させると表明。「子どもにとってやさしいまちは、誰にとってもやさしいまち」との考えから、誰にでもやさしい普遍的デザインを基本方針に据える。
また、物価高騰対策としてプレミアム付きナカペイ発行や学校教材費補助の拡充などを盛り込んだ令和8年度予算案を編成。国際情勢に触れ、平和への意思発信を継続する姿勢も示した。
